<社会貢献>【みらいバス】第6回みらいバスで浪江町・富岡町・楢葉町に行ってきました(1/23-1/24)<②富岡町>

1月23日(土)~24日(日)「ふくしまの沿岸部って今どうなってるの?現状と復興に向けた歩みを知る~福島第一原発20km圏内の浪江町・富岡町・楢葉町の今を見つめて~」をテーマに、学生・教職員13名で、浪江町・富岡町・楢葉町を訪問しました。

①浪江町の様子

②富岡町
富岡町は東日本大震災の東京電力第一発電所の事故により、現在も全町が避難を余儀なくされており、平成29年春の帰町を目標に、除染やインフラ整備が進められています。
この日は、富岡町役場総務課の堀川さんに町を案内していただきました。
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まずは富岡駅に向かいますが、駅がありません。駅周辺が町の復興拠点になることから、津波被害を受けた富岡駅は、昨年取り壊されたそうです。

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駅前の家々も解体が進み、昔の面影はありません。町の復興が進むのはよいことの一方、思い出の場所がなくなっていくのは、住民の方々は複雑な心境ではないかと感じました。

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夜の森の桜並木では、だれもいない場所で毎年桜を咲かせている木々とバリケードの風景があります。

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そして道を挟んで、帰還困難区域と居住制限区域と避難指示が分かれている場所でもあり、これが原子力災害であること、やりきれない住民の思いを強く感じました。

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また、富岡町は21.5メートルの大きな津波被害を受けています。津波が到達した海沿いの崖では、「こんな高いところまで津波がきたんですか」と参加者から驚きの声が聞かれました。

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このように、参加者の多くは、行ってみなければわからなかったことが多く、実際自分の目で沿岸部を見ることで、その被害の大きさ、復興の状況を感じることができたという感想が聞かれました。

その他学生からは、まだ車が山積みになっているのを見て、富岡町の復興はこれからだということを初めて知りました、との声がありました。ようやく復興へ少しずつ進み始めた富岡町。町の復興・再生まではまだ時間が必要です。町の帰還が始まった際には、みらいバスで夜の森の桜を見るツアーを実施したいと思います。これからも富岡町を微力ながら応援し続けたいと思います。

 

【参加者の感想】

実際に被害を受けた所へ行き、説明を聞きました。耳で聞くより目で感じた方が何倍も印象に残ると私は痛感しました。 (学生)

中学・高校時代に訪れたことのある場所の現状を見て、5年経った今でも進んでいない(遅れている)ことにショックを受けました。3区域が混在する町としての対応の難しさ、住民の方の分断、まだまだ原子力災害は「収束」しないのだと感じました。 (学生)

帰還開始を目指してインフラや復興拠点整備を急ぐ様子を見ながら、今日におけるハードウェア的な整備が持つ意味、帰還する住民が安心しながら暮らすことができる生活環境の整備の重要性とその課題、原発労働者と共生できる新たな町つくりのあり方とその課題、その長い道のりにおける福大の役割に関して考えることができました。 (教員)

 

③楢葉町へつづく

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