<社会貢献>【みらいバス】第6回みらいバスで浪江町・富岡町・楢葉町に行ってきました(1/23-1/24)<①浪江町>

1月23日(土)~24日(日)「ふくしまの沿岸部って今どうなってるの?現状と復興に向けた歩みを知る~福島第一原発20km圏内の浪江町・富岡町・楢葉町の今を見つめて~」をテーマに、学生・教職員13名で、浪江町・富岡町・楢葉町を訪問しました。

現地で見たもの、出逢った方の言葉を通して初めて知る現状は、実際に現地へ足を運ぶことの大切さを改めて感じるものとなりました。

①浪江町
浪江町は、現在も町内全域が避難指示区域に指定されていますが、平成29年度春に解除をめざし、帰町に向けた環境づくりを行っています。
浪江町ではまず、浪江町の若手職員と交流をしながら、地震で大きな被害を受けた浪江町駅前を訪れました。

駅前は、震災当初から時間が止まっているように見え、平成29年3月までにJR常磐線再開にむけ駅前整備をすすめるにあたり、課題が多くあることを肌で感じました。

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また、津波で大きな被害を受けた請戸小学校の子どもたちが必死に逃げたという大平山には、現在は請戸地区の住民の方々の共同墓地がありました。

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大平山から見える請戸地区の沿岸部は、イノベーションコースト構想に基づく新たなプロジェクトの整備に向けて計画が進められています。

町内めぐりの後は、浪江町でいち早く農業を再開した「NPO法人Jin」を訪問しました。NPO法人Jinは、「故郷の美しい風景を取り戻したい」と野菜づくりや花卉栽培に取り組んでいます。今回私たちは、その中で収穫された小麦をつかって、うどんづくりをさせていただきました。

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このうどんは、Jinで経営されている福祉施設サポートセンターの利用者に提供されるものでした。全粒の小麦を水と塩をまぜてこね、足で踏み、伸ばして切るという一連の工程を参加者と浪江町若手職員で行いました。できあがって、ゆでたうどんはコシがあり、とても美味でした。

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最後には、Jin代表の川村博さんから、震災から5年間の取り組みや苦悩、今後の展望をお伺いしました。

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福祉の精神のもと「種をまく人」として、町の人々の自立支援と若者の雇用づくり、町の交流人口を増やすための取り組みなど、先陣を切って進む川村さんの行動力と覚悟に、私たち参加者は大きな力を感じました。

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【参加者の感想】

・町民の方々が霊園の整備をまず望んだということに驚きました。ふるさとの再生と生活再建のギャップの現状も知る事が出来て良かったです。(学生)

・浪江町をめぐった時に印象に残ったこととして、大平山があります。津波でたくさんの方が亡くなったお墓から見る、請戸小。さらに海を見て、本当に悔しい気持ちになりました。請戸小の子供達は必死にここまで走ってきたのだなと思いました。この気持ちを周りの人にも伝えていきたいと思います。(学生)

・同じ福島県民であっても、普段見られないことであり、想像すらできなかったことであろう復興作業に尽力を尽くす多くの方の様子、町の至る所にある原発事故と津波の痕跡などをみて、完全復興までの課題と福大の役割に関して考えることができました。NPO法人Jinでは、「故郷は美しくならなきゃいけない」というお話には、自然に頭が下がりました。福大の若者にも、彼らが訴える小さいが大きなメッセージを伝えたいです。(教員)

・若年職員の方々のお話や、川村さんのお話を聞いて、浪江の復興を前に進めようとする思いを感じ、自分も種をまく人になりたいと思いました。今後、福大とも連携していきたいです。(教員)

 

②富岡町へつづく

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