<教育><社会貢献>学生企画:天山文庫で学ぼう企画を実施しました(3/4)

3月4日(日)、川内村にある天山文庫にて、
「むらの大学」受講生が企画した「天山文庫で学ぼう、草野心平と川内村」を村教育委員会共催で開催をしました。

この企画は、地域課題を実践的に学ぶ「むらの大学」の受講生が授業やフィールドワークで、草野心平先生と天山文庫について学んだことを、村の子どもたちにも知ってもらおうと初めて開催したものです。

受講生は、川内村の名誉村民で詩人の草野心平先生と実際に交流があった村民からお話を聞き、本などで調べていくうちに、心平先生のあたたかい人柄を知り、またそこには心平先生と村民の深いつながりがあったことを見つけていきました。一方で、月日が経つなかで「村の宝」ともいえる草野心平先生や天山文庫について知らないという世代が増えている課題も見えてきました。そこで、心平先生と村民が労働奉仕で建てた先生の別荘・天山文庫を後世に語りついでいくことが大切だと気づき、今回の企画をしました。

当日は、村内の子どもたちやその保護者、村外から訪れた方々約30名が参加をしました。
草野心平の資料が展示されている阿武隈民芸館に集合し、そこから坂道⇒木間々庵⇒たる文庫⇒天山文庫にかけて設置したクイズボードをたどって、学生がクイズを出題・解説をしていきました。

 

「草野心平先生の詩『・』の題は?」
「草野心平先生の子どもの頃の夢は?」
「草野心平が川内村に来た理由は?」
「天山文庫一体にはどのくらいの木がある?」
「天山文庫の寝室のふすまに書いてある文字は何?」

 

など、全部で10問のクイズを子どもたちは解いていきました。
「難しい!」という声もあれば、「知ってるー!学校で習ったことある!」など、子どもたちは真剣にクイズに向き合って考えていました。保護者の方から「へぇ知らなかった」という声もあり、子どもも大人も一緒になって楽しく学びました。
クイズのなかには、答えがある場所(たる文庫の扉を開けた中や寝室のふすま)を探したり、クイズの問題自体の場所を探し当てたり、子どもたちが体や頭をつかって楽しめる工夫もしました。



クイズのあとは、参加者にお菓子をプレゼント。天山文庫の書斎には休憩スペースを設け、子どもたちやその保護者が書斎からの美しい景色を見ながら、楽しんでいました。天山文庫にこのように子どもたちが数多く集まるのは本当に久々だそうです。
また、プラバンづくりをするコーナーも設け、子どもたちは川内村のキャラクター「モリタロウ」などを思い思いに描いて、楽しんでいました。

 

子どもたちに出題してはじめて、なんで心平先生はこうしたネーミングにしたのだろう?など、学生たちのなかでも、「なぜ?なぜ?」という問いが出て、さらに学びを深めることができたようです。
学生たちは、子どもたちに大人気。高校がない川内村では、大学生世代のお兄さん・お姉さんと話したり、遊んだりする機会は、子どもたちにとって、貴重な時間になったようです。今回、大学生たちとクイズをとおして学んだことや経験、時間が、子どもたちにとって、川内村をより好きになり、親しみをもってもらうきっかけになれたらと思います。

 

この企画にご協力くださった川内村のみなさま、ありがとうございました。

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