<教育>平成29年度【むらの大学】南相馬市・川内村 現地報告会を開催しました(1/12)

 

地域実践学習「むらの大学」現地報告会を開催しました

1月12日(金)、南相馬市と川内村それぞれの地域において、「むらの大学」の現地報告会を開催しました。

1年生64名(南相馬市32名、川内村32名)が、約10ヶ月間それぞれの地域に複数回宿泊滞在をしながら行ってきた住民との交流や課題探求から、学んだことと地域の課題から考える提案を発表しました。

当日は、どちらの会場とも多くの参加者にお越しいただき、成果の報告発表だけではなく、住民の方々とともに、提案を具体的にするアイディアを出し合い、これからについて一緒に考えを深めることができました。

 

 

【南相馬市】

 発表内容
1【生活班】生活に小さな幸せを。
 小高でとれた菜種油の廃油を利用したキャンドルをつくり、イベントで使用。
2【生活班】仮設住宅で生まれたコミュニティ
 友伸グラウンド仮設住宅での暮らしと住民の声をまとめた。
3【生活班】助け合える環境に
 災害弱者への理解を深め、災害時に皆が助け合えるよう「災害時ヒントブック」を提案。
4【農業班】農業から探る復興のカタチ
 個人農業と法人農業の違いを比較。住民の方から習った「柿餅」を作って提供した。
5【農業班】ミツバチでつなぐ被災地
 非耕作地の活用として大富の養蜂に着目し、その可能性と今後の展開について発表。
6【歴史・文化班】相馬野馬追と生きる人々
 相馬野馬追をより身近に感じてもらうため、馬図鑑・騎馬武者図鑑を作成。
7【歴史・文化班】伝統・文化の継承
 文化・伝統をとおして人と人のつながりが生まれることから、地元愛の輪を広げることを提案。

【川内村】

 発表内容
1【歴史・文化班】草野心平チーム ~天山文庫の活用~
 草野心平先生と村民との交流を探求し、天山文庫の利活用について考察。
2【歴史・文化班】三匹獅子チーム ~4つの獅子舞の架け橋となるために~
 各区の三匹獅子の実態を調べ、保存と継承における現状と課題を考察。
3【農業班】川内特産品チーム ~もっと売れるようにするには~
 川内村の農産物と特産品の現状を調べ、販売促進にむけた課題を考察。
4【農業班】有機栽培農法チーム ~有機農法を継承するためには何ができるか~
 有機栽培農法を伝え残し、また休耕地を活用していくための方法を考察。
5【農業班】ワインツーリズムチーム ~ワインを通じた村づくり~
 ワイン事業の現状やそれに関わる村民の声から、事業における可能性や課題を考察。
6【生活班】 ~高齢者の方の元気と生きがい~
 村内の生活環境を調べ、特に高齢者の健康と生きがいづくりについて考察。
7川内恩返しプロジェクト:農業6次化チーム(昨年度の受講生・2年生)
 特別栽培米・酒米・エゴマの生産・加工・販売に関わり、農産物の魅力発信を実践。


 

参加者からは、「真剣に取り組んでいて、勉強になった」「住民との交流から、問題や解決方法を見つけるなど、今後どうすればいいかよく勉強していると実感した」「課題と提案があり、実現できる取り組みにするのが我々村民であり、今後もむらの大学の継続を望む」などの声がありました。

学生からは、「村の活動に加わることで、農作物や村に対する思い入れが強くなった」「考えやアイディアを出すことが楽しいと感じるようになった」「この地域ならこう考えたら問題を解決できる、という正解がないことが面白いと思った」という声があり、一年間の活動をふりかえり、次に前進していくための機会になりました。

今年度の授業としては一区切りとなりますが、引き続き南相馬市・川内村に関わり学生が活動をしていく予定です。南相馬市のみなさま、川内村のみなさま本当にありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。

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