<教育>【むらの大学】川内村で稲刈りとエゴマの収穫を行いました

地域実践学習「むらの大学」の授業の一環で、
川内村で稲刈りとエゴマの収穫を行いました。

 

■特別栽培米「里山のつぶ」の稲刈り
今年の5月14日に、「むらの大学」の受講生と修了生で行った田植えから約5ヶ月。
10月9日(月・祝)に、学生10名と村民の方々とともに、稲刈りを行いました。

 

当日は、少し汗ばむくらいでしたが、秋晴れの気持ちがよいなかで、稲刈りを行うことができました。
手刈りの方法や結び方、はせがけの方法を教わりながら、ひとつひとつ丁寧に刈り取っていきました。今年は冷夏でお米の生長が少し心配されましたが、しっかりとお米が実っており、嬉しく感じました。

 

また、手刈りだけではなく、コンバインでの稲刈りも体験させてもらいました。学生たちは、初めてのコンバイン操作に少し緊張しながらも、(株)緑里の河原社長に操作の仕方を教わりながら、しっかりと作業を終えました。手刈りとコンバインでの収穫の工程の違いも学ぶことができました。

 

さらに、(株)緑里さんのライスセンターでは、袋詰めされるまでの工程も見学。袋詰め作業の体験もすることができました。乾燥・もみすりをした玄米が精米機にかけられ、着色したお米(青未熟、ヤケ米)を感度により選別・排出され、綺麗なお米だけが包装される過程です。包装されたお米はその後、全量全袋検査され、出荷されます。学生たちは、普段自分たちが口にしているごはんや、今回収穫したお米がどのような過程を経ているのかを肌で感じることができました。お昼には、川内村の野菜がたっぷりの美味しい豚汁もいただきました。いつもありがとうございます。

 

★今回、学生たちが収穫したお米は、以下の機会で販売等を行う予定です。
・10月28日(土)と29日(日)に行われる福島大学大学祭
・11月9日(木)に福島大学生協前で行われる川内村農産物販売の「軽トラ市」

詳細は別途ご案内いたしますので、ぜひお越しください!

*特別栽培米とは
農林水産省の「特別栽培農産物に係る表示ガイドライン」に沿って栽培されたお米で、一般的な栽培方法と比べ、①農薬の使用回数を50%以上カット、②化学肥料の窒素成分量を50%以上カットして作られた安全なお米のことです。農薬等を減らすことで、田んぼや川の生き物への影響を少なくするとともに、稲が本来持っている自然の力を最大限に引き出すことができ、環境にやさしい栽培方法です。

*「里山のつぶ」とは
福島県が中山間地域向けの品種として11年の歳月をかけて開発をした水稲品種で、今年度から一般販売が開始されたものです。

 

■エゴマ(白じゅうねん)の収穫
今年の6月24日に、「むらの大学」フィールドワークで農業班が定植したエゴマ(白じゅうねん)。
10月21日(土)に、学生11名でエゴマの収穫を行いました。あいにくの雨天で、刈り取りはできませんでしたが、(株)緑里さんが事前に刈り取りしてくださったエゴマの種の収穫を行いました。

 

エゴマは、全体の葉が黄色く枯れてきたら、種の刈り取り時期。
写真にあるように、エゴマの実がなっている部分を、コンテナ箱に打ち付けて種を落としていきます。足踏み式の種を落とす機械も使いましたが、基本的にはこの原始的な方法で丁寧に種を落としていきました。作業をしているハウスの中は、エゴマのさわやかな香りでいっぱいになりました。
収穫には、コンバインによる方法もありますが、機械より手作業の方が、作業中に種が落ちる心配が少なく、量が多くとれるのだとか。(株)緑里さんでは、黒エゴマはコンバインで収穫するそうですが、白エゴマはすべて手作業で収穫しているそう。これを少ない従業員人数で行っていると考えると、いかに手間暇をかけて大事に収穫され、出荷されているのかが分かります。


 

収穫したエゴマは、約50キロ。これでも畑の半分の収穫量なので、あわせて100キロは収穫できるでしょうか。学生が定植したものがこれほどの量になるとは驚きです。収穫したものは一度乾燥させ、とうみにかけてゴミと分別したのち、よく洗い、乾燥させ、出荷の準備ができます。黒エゴマは油分が多いため、エゴマ油などに加工されますが、白エゴマは黒エゴマより少し粒が大きく皮が厚いため、すりつぶして、エゴマ和えなどの料理に使われます。

9月の「むらの大学」フィールドワークでは、このエゴマ葉を活用した料理を考え実践しました。今度は種を活用した料理も考え、川内村ならではの商品のアイディアを考えていく予定です。

川内村のみなさん、ありがとうございました。

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