ふくしま未来学とは

「ふくしま未来学」とは

「ふくしま未来学」は、原子力災害からの経験を踏まえ、

地域課題を実践的に学び、未来を創造できる人材の輩出と原子力災害からの地域再生をめざします。

●地域と連携し、学生と地域住民が交流する地域実践学習「むらの大学」をはじめとした、コア科目およびモデル選択科目を開講し、地域社会の「みらい」を創造できる人材を育成します。
●地域復興の担い手育成と地域再生の双方を加速させます。

 

【ふくしま未来学で学生が身につける力

ふくしまにおける原子力災害からの経験と、地域課題の実践的な学習を通じて、以下の5つの学生の力を養成していきます。能力を身に着けた者には、「ふくしま未来学」の修了証を交付します。

chiiki

▶ 地域課題を発見する力・・・・・ 地域にあらわれる多様な課題を発見する力
▶ 地域を分析する力・・・・・・・・・ 科学的にかつ総合的に地域課題を理解する力
▶ 地域を興す力・・・・・・・・・・・・・ 地域課題のミッションを明らかにし、自ら主体的に解決するために行動する力
▶ 地域をつなげる力・・・・・・・・・ 地域課題を解決するために、多様なセクターと協働する力
▶ 地域を伝える力・・・・・・・・・・・ 地域課題の社会的解決に向けて、現状や地域の主体的な取り組みを外部に発信する力

 

「ふくしま未来学」は、文部科学省 地(知)の拠点整備事業(COC事業)の採択を受けて、平成25年度~29年度の5年間において事業を実施してきました。平成30年度も継続をして、福島の復興・再生に貢献できる人材育成に取り組んでいます。

「ふくしま未来学」の特徴

●1年次から4年次まで複数年にわたり、継続的に地域(コミュニティ)に関わることにより、
その地域が抱える社会的課題を理解すると共に、地域住民が実践的に取り組む地域づくりに
参画することができます。

● 継続的な関わりを通して地域の変化や発展を追うことができ、学生自らの学習・成長と地域
の発展を結びつけることができます。

● 東日本大震災と原発事故の経験を踏まえ、「ふくしま」の持つ歴史的でグローバルな文脈を理解し、
さらに具体的な地域的課題を分析し、かつ課題解決のミッションを発見することをめざします。

ふくしま未来学の取り組み

【 1】未来を創造できる人材の育成

● 「ふくしま未来学」の体系化によるカリキュラム改革
全学生を対象に学類の枠をこえて履修できる特修プログラム「ふくしま未来学」を展開し、
地域課題を実践的に学習する環境をつくります。

● 地域実践学習「むらの大学」の開講・展開
地域課題を発見し、課題解決にむけた糸口を探し実践をする「むらの大学」を開講し、
交流をとおして学生と住民がともに学ぶ機会を創出します。

 

【 2】地域における研究・実践の推進

● 地域で研究を行う教員のサポート
教員の地域における研究を推進するため、地域の要望と教員の研究をつなぐサポートを行います。

● 教員の地域志向性向上の推進
地域の特性やニーズをふまえ、地域をベースにした研究活動の教員間の情報共有をはかり、
教員の地域志向性の向上を推進します。

 

【 3】地域と大学をつなぐ

● ふくしまを知るスタディツアー「みらいバス」の実施
ボランティアや交流をとおして、地域の活性化に寄与します。

● 公開授業の実施
広く大学を開放し、地域住民とともに学ぶ機会を増やします。


「ふくしま未来学」の履修基準

 

「ふくしま未来学」は、
地域課題を実践的に学ぶ科目群で構成された特修プログラムです

大学の教室において学ぶだけではなく、実際に「地域(フィールド)」に出ていくことで、原子力災害による問題や地域社会がもともと抱えていた問題を自分自身の眼でみつめ、分析し、解決に向けたアプローチ等を専門的に学びます。さらには、解決策の実行とともに、地域をおこし、地域をつなげ、地域のよさを再発見し、外部に発信します。それらをつうじて、地域の未来を創造できる力を身につけます。
また、「ふくしま未来学」は、学類を超えて履修できる特修プログラム(副専攻)であるため、ともに学ぶ仲間を見つけることができます。

◆ふくしま未来学科目履修のススメ◆

 

「ふくしま未来学」の履修基準(全体で20単位以上修得)

【コア科目】 
 原子力災害による影響や地域再生にむけた課題や取り組みなどの基礎知識を習得する(4単位以上取得)
【モデル選択科目】 
 地域が直面する課題や解決にむけたアプローチを専門的に学ぶ(16単位以上取得)

 

125科目で構成される科目群を体系的に履修することで、地域課題を実践的に学修し、「ふくしま未来学」における5つの力を修得することをめざします。

■コア科目科目

自己デザイン領域 キャリアモデル学習
(行政政策学類は対象外。人間発達文化学類は「キャリアモデル学習B」のみ対象)
共通領域 (総)ふくしま未来学入門
(総)ふくしま 未来へのヒント
(総)NPO論
(総)原子力災害と地域
(総)災害復興支援学Ⅰ
(総)災害復興支援学Ⅱ
(総)ボランティア論
(総)水・土地の汚染と私たちの健康・生活
(総)むらの大学
(総)むらの大学Ⅰ
(総)むらの大学Ⅱ
(総)むらの大学Ⅲ
(総)むらの大学Ⅳ
(総)小さな自治体論
(総)グローバル災害論
地域論Ⅰ
地域論Ⅱ
専門領域
(人文社会学群科目)
現代社会へのアプローチ

 

■モデル選択科目
カリキュラムポリシーに基づいた科目を各モデルで設定しています。自身が所属する学類のモデルに設定された科目を履修することが望ましいですが、他の学類のモデル選択科目の履修も可能です。

モデル名称 カリキュラムポリシー
教育と文化による地域支援モデル
(人間発達文化学類系科目)
人間や文化に主体的にかかわり、地域課題を解決し、新たな文化を創造することができる。また、地域が求める人材育成に寄与することができる。
コミュニティ共創モデル
(行政政策学類系科目)
災害前から地域社会が抱えていた人口減少、少子高齢化、過疎・中山間地域など、社会構造の変化を具体的な地域において理解し、分析することができる。さまざまな地域課題を、多様なセクターの協働によって、主体的に解決する能力を身につけることができる。
地域経済活性化モデル
(経済経営学類系科目)
地域の復興と活性化に関する課題を解決する為の様々な知見や方法を経済と経営の分野から学び、それらを自ら活用して課題解決を図るとともに、地域と自治体の資源を活用する力を身につける。
地域産業・地域環境支援モデル
(共生システム理工学類系科目)
地域社会が直面している産業分野における諸問題や、環境科学分野における諸問題を科学的に理解し、分析することができる.今後の地域の発展に対しての課題を見つけるとともに、解決するための力を身につける。

 

「ふくしま未来学」科目一覧

s512_f_object_154_0

 

 

※各科目のシラバスおよび時間割は「福島大学ホームページ」にて検索できます。

URL→http://kyoumu.adb.fukushima-u.ac.jp/a_syllabus.html

Page Top