むらの大学紹介

<教育>【むらの大学Ⅰ】フィールドワークで川内村を訪れました(7/2)

7月2日(土)に「むらの大学Ⅰ川内村フィールドワーク」として、受講生と教職員約45名で川内村を訪れました。これまで川内村の事前学習を重ねてきました。それぞれ関心や興味を持って出発です。

まずは、糠塚地区に設置されたメガソーラーの見学です。約4.5ヘクタールの広大な土地に、太陽光パネルが設置されています。この運営は、県内のベンチャー企業(株)エナジアさんが行っています。この日は現地でわざわざ説明していただきました。

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この場所は元々採草地でしたが、震災後に居住制限区域となり、採草地としての利用が見込めなくなってしまいました。そこで、遊休地となったこの場所を再生エネルギー発電所として活用し、収益の一部を川内村のために使用することになったのです。

(株)エナジアさんの村への思いや、貢献していこうという新しい取り組みは、村の発展や今後につながるとても心強いことだと感じました。

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午後は、第一行政区の高田島で、遠藤区長と、ワイン用ぶどう栽培を行う横田氏からお話しを伺いました。遠藤区長からは、震災から現在の一区の様子と、ご自身の酪農や畜産についてもお話しをしていただきました。震災直後の富岡町民の避難の受け入れ、出荷できない牛乳を泣く泣く廃棄した話には、多くの学生が、原発事故の影響を理解し、そのつらい経験が印象に残ったようでした。

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ぶどう農家 横田氏

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第1行政区 遠藤区長

 

地域おこし協力隊の横田氏は、ワイン用ぶどうの栽培を一区にある圃場で行っています。ぶどう栽培を地域のみなさんと協力して行っていること、夢はこのワインが東京オリンピックで乾杯に使われることなどとお聞きし、震災後の新しい取り組みや、前向きな地域の姿を感じました。

 

最後は、いわなの郷でふりかえりを行いました。遠藤村長にも来ていただき、現在の村の状況などについてお話ししていただきました。村長と距離が近いのも川内村のいいところです。学生にとって貴重な場となりました。また、いわなの郷の関さんから、いわなの郷の概要についてご説明いただきました。

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遠藤村長

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いわなの郷 関氏

 

一日という短い時間でしたが、様々な学びがありました。以下は、学生の感想です。

・復興に向けた新たな取り組みとして、様々なことが行われていることを知り、前向きにとらえている姿勢が伝わってきました。

・人々が支えあって生きていて、雰囲気も人柄も温かい村だと感じました。それだけにたくさんのことを学びたいと思いました。

・川内村の人は、みんなが村を盛り上げようとする姿勢が強く、力になりたいと思いました。

・震災後の取り組みを聞き、どんな困難にさらされても決してあきらめず、前を向こうとする気持ちがすごいと思いました。

川内村は地震の被害も少なく、震災の爪痕は多くは残ってはいません。今回のフィールドワークでは、震災後の村での新しい取り組みを中心にプログラムを組みました。実際に自分の目で見て聞くことで、ニュースでは感じられない、川内村の人たちのあたたかさ、前向きな姿勢を感じられたようです。

今後学生たちは、夏の宿泊滞在するフィールドワーク(9月予定)に向けて、自分たちが調べたいこと、聞きたいことをグループで考えていきます。

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この日お世話になりました、川内村のみなさんに感謝申し上げます。

そして、メガソーラーまでバスを出していただいた川内村役場の三瓶課長、猪狩さんには、大変お世話になりました。ありがとうございました。

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<教育>【むらの大学Ⅰ】川内村からゲストをお呼びしました(6/24)

今年度の「むらの大学Ⅰ」は、44名の学生が受講しています。夏のフィールドワークに向けて、南相馬市の事前学習が終わり、6月から川内村の事前学習が始まりました。
6月24日(金)の「むらの大学Ⅰ」の授業では、これからフィールドワークを行う川内村への理解を深めるために、川内村から2名の方に大学へお越しいただきました。

川内村副村長 猪狩貢氏「川内村の震災から現在」

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副村長として、震災発生から現在までの取り組み、課題、苦悩をお話ししていただきました。中でも、初めて公開するという震災時のメモは、当時の混乱を記しており、国や県から指示がなく、村単独での決断をせまられた数々の場面から、震災時の緊迫した様子が強く伝わってきました。また、川内村の震災後の新たな取り組みも紹介され、その前向きな姿勢に興味を持った学生も多いようでした。

<学生の感想>

・震災直後のノートの写真が時間単位で記録されており、当時の臨場感・緊迫感やそこで働いていた人にしかわからない実情が伝わってきて衝撃だった。
・震災の際、ビッグパレットに直談判しに行ったことや、保育園の無償化、戻ってくる人たちにある程度の保障を確保するなど、帰村を促すために様々ことをしていることを知り、微力ながら力になりたいと思った。

・副村長が、実際に村に来て直接現状を見てほしいとおっしゃっていた。自分で今の川内村を見て自分にできることは何なのかをしっかり考えたい。

 

震災後に川内村に移住 西川珠美氏

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震災後村に移住した西川さんには、「川内村に移住した経緯・現在の活動」についてお話ししていただきました。放射線などを大学で専門的に学んでいた西川さん。ふとしたことがきっかけとなり川内村に移住し、川内村のよさを実感していきます。現在も、川内村の活性化のために、精力的に活動されています。

<学生の感想>

・西川さんの話を聞き、「何がないかではなく、何があるのか」と考えることが重要だと知った。

・一番印象的だったのが「人とのつながり」です。西川さんのように「人とのつながり」をつくることが、川内村の人たちの笑顔につながるのだと思いました。

・川内村には存在しないもの多いということ、それでもそこに暮らす理由として、豊かな自然、おいしい食べ物、人々の温かさ、つながりの強さがあるからだとおっしゃっていてとても納得した。

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お二人のお話しから、震災や原発事故にも負けず、前向きに取り組む姿勢を強く感じました。猪狩副村長は、村民の暮らしや心情をとらえ、新しい村づくりのために取り組まれており、西川さんは、第三者であり村民の立場から、村をもりあげようと活動を続けていました。

お二人の姿に、自分も川内村の力になりたい、やりたことを迷わず選択し、行動していくこととの大切さを学んだという感想もありました。

猪狩副村長、西川さんの川内村に対する強い思いは、学生に伝わっています。お忙しい中貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。

<教育>【むらの大学Ⅲ】がスタートしました!

平成26年度からスタートした、住民との交流をとおして地域を知る授業「むらの大学」は、今年度から「むらの大学Ⅰ~Ⅳ」と再編し、2年にわたり継続的に地域を深く理解し、実践的に学ぶ科目となりました。
 ・「むらの大学Ⅰ・Ⅱ」:地域を広く理解する授業
 ・「むらの大学Ⅲ・Ⅳ」:地域の課題やニーズに基づいたプロジェクト立案、実践授業
むらの大学2016プログラム

「むらの大学Ⅲ・Ⅳ」では、地域課題が起こる背景を多面的かつ構造的に理解し、地域の課題やニーズに基づく解決策(プロジェクト・提言)を立案し、実行することをねらいとしています。受講生は、平成26,27年度に「むらの大学」を受講した学生を中心に、21名です。

5月12日(木)の授業では、合同会社シェアードエスイー代表の長井英之様をお招きし、「課題解決には何か必要か-問題意識の可視化と事例-」というテーマでご講義いただきました。これまで、南相馬や川内村などの地域に入って、住民との交流をしながら様々な声を聞き、地域概況を学んできた受講生たち。この回では、これまで聞いてきた住民の声に定量的なデータを裏付けとして、「本当の課題は何か」を見つけるための考え方、定量的調査の仕方を学びました。
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地域課題の仮説を考えたうえで、その原因と検証事項を考えて整理していくと、さまざまな疑問が出てくることに受講生は気づいてきたようです。授業の後には、受講生自身の関心に基づいて、地域課題の仮説や原因、検証事項を考え、理解を深めていきました。
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長井様には、1回の授業だけではなく、継続して学生の学びのサポートをしていただきました。

6月16日(木)の授業では、一般社団法人RCFシニアマネージャーの山本慎一郎様をお招きし、「課題を深く突き止めるためのヒアリング設計・方法を学ぶ」というテーマでご講義、ワークショップをしていただきました。分かりやすいたとえ話をもとに、そもそも「課題を発見する」とはどういうことなのか?課題を構造化して捉えられているか?・・・など、ヒアリングを行う前に必要な仮説を立てる考え方を学びました。
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昨年度の授業でも数多くの住民からお話を聞いてきた受講生ですが、ヒアリングというのは、「自分たちが思う仮説(課題等)についての認識を確かめる」ことがゴールであり、確かめるべき事柄は何なのかを考えることが重要であることに、強く気づかされたようです。

今後、「むらの大学Ⅲ」では夏にかけて「課題の原因」を深掘りするための考え方、ヒアリング方法をもとに、受講生それぞれが関心のあるフィールドにおける問題意識に基づいて調査計画を立て、地域の問題をより深く突き止めていきます。
地域の課題やニーズに基づいたプロジェクト立案を行うには、まずは、「真の課題」を突き止めることが必須。前期の時間をじっくりかけて、行っていきます。

<教育>【むらの大学】南相馬市小高区で田植え体験をしました(5/29)

5月28日(土)フィールドワークの後、翌日行われる田植えに参加するため、昨年度の受講生5名と1年生6名が南相馬市に宿泊しました。

昨年もお世話になった小高区で有機農業をされている根本洸一さんの田んぼでの田植え体験。今年は、種籾を蒔くところからお手伝いを始め、田植え、草取り、稲刈り、餅つき、と1年とおして関わらせていただきます。

まずは、宿泊場所で翌日の田植え参加者約40人分の豚汁を仕込み、翌朝は大量のおむすびを皆でにぎりました。
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田植え当日は快晴。今回は、餅米「こがねもち」を手植え、酒米「雄町」を機械植えしました。

参加した1年生にとっては初めての手植え体験。農家さんに教えていただき、楽しみながら丁寧に植えていきます。
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今年初めて栽培することになった酒造好適米の「雄町」は、現在確認されている日本で最も古い酒米の原生種で「山田錦」「五百万石」のルーツになっており、栽培がとても難しいとのこと。通常の稲とは違い、秋には160cm以上の背丈で大きな穂になるそうです。雄町から作られる日本酒はコクがあり、まろやかな味とのことで、根本さんの田んぼでとれた酒米から日本酒ができるのも今から楽しみです。
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お昼は根本さんの畑に集まり、参加者が持ち寄った料理を皆で食べながら交流会が行われました。

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当日は、関東などからも多くのボランティアさんが訪れていました。これまで5年にわたり根本さんの元に通い、小高の状況を伝えつづけてきた方が多くいらっしゃいます。
今、昨年度の「むらの大学」受講生は根本さんに畑をお借りして、毎週末南相馬市に通い、根本さんに農業を教えてもらいながら野菜を作っています。学生も、小高の状況を多くの人に伝えていくことの意義を改めて感じ、がんばって活動を続けていきたいと強く感じたようです。

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根本さんはじめ田植えに参加した皆さま、ありがとうございました。

 

<おまけ>
5月28日~29日に雲雀ヶ原祭場地で開催していた「南相馬のまおい夢気球プロジェクト」は、今年で5回目。いつもお世話になっている南相馬市立中央図書館・市民情報交流センター前にある「チームタカミヤ」の高野好眞さんが実行委員長をつとめている「こどもたちに笑顔と夢を」をテーマにしたイベントです。
南相馬市に宿泊した学生も、ナイトグローや、早朝の気球搭乗体験を楽しみました。
今年で開催は最後とのことです。当日は多くの家族連れが訪れ、たくさんの笑顔にあふれていました。
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<教育>【むらの大学Ⅰ】フィールドワークで南相馬市を訪問しました(5/28)

5月28日(土)に「むらの大学Ⅰ」の受講生、昨年度の受講生や教職員52名で南相馬市を訪問しました。
これまで授業で事前学習をしてきましたが、ほとんどの学生が初めて南相馬市を訪れました。

まずは、「南相馬市博物館」へ。ここでは、学芸員の二上文彦さんと北郷騎馬会長の菅野長八さんにお話を伺いました。

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二上さんからは、「相馬野馬追」の歴史を中心に南相馬市の歴史や生活についてお話を伺いました。
相馬野馬追は、小高神社で行われる「野馬懸け」という上げ馬の神事で「相馬地方の繁栄と領民達の安寧を祈願する」ため、馬に願いをこめて神前にささげることを目的にしており、大飢饉があった年も毎年続けてこられたとのことでした。
これまで相馬野馬追は、軍事演習という側面でしか知らなかったので、その背景を知ることでより相馬野馬追についての興味が深まりました。

北郷騎馬会長の菅野長八さんは、津波でご家族4名を亡くし今は一人暮らしをしています。これまでの想いと、菅野さんにとって相馬野馬追がどのような存在なのかをお話しいただきました。
震災直後はやめようか悩みながらも、菅野さんにとって、相馬野馬追は生活のはげみになっており、今は伝承継承にもつとめています。家族を亡くされた後、何かちょっと相談したくてもできる家族がいないこと、お酒を飲み過ぎてもしかってくれる人がいないことなどを伺い、当たり前の暮らしへの感謝を改めて感じました。
お昼ご飯は、南相馬市博物館のすぐそばにある雲雀ヶ原祭場地にて。南相馬のまおい夢気球プロジェクト」が開催されており、学生も短い時間ですが、イベントも楽しみました。
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午後は、NPO法人浮船の里の久米静香さんに小高区沿岸部をバスで案内していただき、震災から5年がたってもまだ残っている津波の傷跡や、巨大な仮置き場を見学しました。

津波にも遭わず、地震で家が壊れることもなく、ただ原発事故のみによって避難を余儀なくされた久米さんの「私の震災は3月12日です」という言葉に誰もがハッとし、改めて福島県の抱える課題について考えさせられました。

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南相馬市の避難指示解除準備区域と居住制限区域の避難指示は、7月12日に解除されます。解除前の小高内を知るために、震災前の観光マップを片手に「小高駅」をスタートし、アンテナショップ「希来」「エンガワ商店」「おだかぷらっとほーむ」「小高浮舟ふれあい広場」などにも立ち寄りながら小高駅前通りを歩きました。「2008年の商店街のマップと比較して、原発事故の被害の大きさを実感した」という声も聞かれ、原発事故により避難を余儀なくされた町の様子と、避難指示解除に向けた取り組みを感じることができました。
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「双葉屋旅館」で今日のふりかえりをした際は、女将の小林友子さんに学生の質問に答えていただいたり、小高区の状況についてご説明いただきました。
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学生からは「心の復興は形の復興よりも難しく、長く続いていくものだと感じた」「南相馬市を実際に訪れたことにより、現実だと捉えることができた」「実際に南相馬へ行ったとことで、もう一度震災と向き合ってみようという気持ちになった」という声が聞かれました。

今回、南相馬市を訪れたことで、資料やメディアの情報だけでは分からなかった状況や人びとの想いを感じることができました。
南相馬市の皆さん、ありがとうございました。
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5月29日(日)田植えに続く

<教育>【むらの大学Ⅰ】南相馬市からゲスト講師をお招きしました(5/20)

今年度から「むらの大学Ⅰ」がスタートし、44名の学生が受講しています。

5月28日(土)に南相馬市で日帰りフィールドワークをするにあたり、地域への理解を深めるために、南相馬市から3名の方に大学へお越しいただき話をしていただきました。

「東日本大震災・東京電力第一原発事故は、何をもたらしたのか?」「被災するとはどういうことか?」短い時間でしたが、それぞれの立場から当時の様子や想い、これまでの取り組みをお伺いしました。
 
●南相馬市市役所 復興企画部 係長 藤原央行氏
行政の立場からの南相馬市の当時の様子と現状をお話しいただきました。震災が起きた際に、業務を行う行政の大変さや想いを知る事で、どれだけ困難な状況の中で復旧・復興がすすめられてきたのか、学生が実感することができました。

<学生感想>
・日本のどこにも前例のない災害に立ち向かっている人がいることを忘れてはいけないと思った
・被災者が苦労しているのは分かっていたが、行政など復興をすすめる側の大変さを知らなかったので藤原さんの話を聞けてよかった
・震災後の対応の困難さ、行政としてできなかったことに対する後悔について、自分も胸が熱くなった
・復興にはまだ時間がかかると聞き、「むらの大学」をとおして少しでも被災地の役にたち、将来も地元に貢献できるようにがんばりたい
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●株式会社優輪商会 社長 荒 一之氏
震災直後、地域の方のためにトラックを走らせ、津波と原発事故で顧客の6割を失う中でもあきらめず、ひたむきに仕事を続けてきた想いを伺いました。当時、南相馬がどれほど大変な状況にあったのかを感じると共に、その中でも地域の方のためにまわりと協力して「自分ができることを」してきた強い意志を感じました。

<学生感想>
・自身も被災していながら、他の方々のためにトラックを運転してガスをとりに行かれるなどの活動をしていたことに胸が打たれた
・普通の生活を送っていた町が、津波と原発によって一変したことを強く感じた
・顧客を失い、経営が苦しいときでも一生懸命に仕事に打ち込み、ようやく震災前に近い状態になったという話を聞き、絶望的な立場にいるときも「何か自分ができることをする」ことが重要だと思った
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●おだかぷらっとほーむ 廣畑裕子氏
震災直後の母親としての思い、その後の葛藤や取り組みについて映像を交えてお話を伺いました。「あの日は何をしていたか」という教員・学生への質問を受け、それぞれの時間が巻き戻されました。母親として子どもを心配する気持ちは、当時の自分の家族と重ねて感じる学生も多くいました。

<学生感想>
・「3.11は日本のどこにいても全員が被災者だった」という言葉にハッとさせられた
・廣畑さんが子どもを想う気持ちが、自分の家族と重なった
・日常を過ごしていると忘れがちな「1番何が大切か」を思い出させてもらった
・生きていることが本当に幸せなことだと改めて思った。震災で犠牲になった人の分まで生きていこうと思った。
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震災・原発事故によって日常を失い、目的を失い、何をしていいのか分からなくなった中、3名の方は「今できること」をしながら、一歩一歩 未来に向かって取り組んできました。学生は、時には涙を見せながら真剣に耳を傾け、この震災・事故についてより自分ごととして深く考えるきっかけとなりました。

貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。

<教育>【むらの大学Ⅰ】授業が始まりました!

昨年、2週間のフィールドワークを南相馬市と川内村でおこなった「むらの大学」は、今年度から「むらの大学Ⅰ~Ⅳ」となり、2年にわたり実践的に学ぶことができる科目となりました。

主に1年生が受講する「むらの大学Ⅰ(前期)」「むらの大学Ⅱ(後期)」では、地域を徹底的に理解することを目的に、南相馬市と川内村へ1年とおして通い、フィールドワークを行います。今年度、「むらの大学Ⅰ」は45名の学生の受講が決まりました。4月22日に行った3回目の授業は南相馬市の事前学習として、南相馬市の歴史と震災後の状況について学びました。

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ほとんどの学生にとって、南相馬は行ったことがなく初めて知ることばかり。
学生たちからは、「TVなどのメディアでは伝わらない話や、ありのままの情報が知りたい」「南相馬についてより深く興味を持った」「浜通りの地域再生復興 について何か解決策を見つけたい」「南相馬市で現代ならではの地形を利用した事業が何かできるか知りたい」といった感想が寄せられました。

南相馬市での最初のフィールドワークは5月28日(土)です。
地域のみなさま今年度もどうぞよろしくお願いいたします!

<教育>【むらの大学】川内村で炭焼き&きのこの植菌体験をしました(3/15)

3/15 川内村で炭焼き&きのこの植菌体験をしました!

震災後、県外から川内村に移住した関さん。関さんは、川内村の里山での生活を村外の人に知ってもらい体験する中から、交流人口の拡大と、里山を基盤とした産業を創出することを目的に活動されています。

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今回はその里山でのプロジェクトの一つである、炭焼きと、原木きのこの植菌を、その道の達人であるお二人の指導により行いました。

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お二人とも「学生が来てくれてうれしい」と丁寧に説明してくださいました。また、炭焼き、原木きのこ、さらには川内村での生活や思いも話してくださいました。

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学生たちはこれをきっかけに、川内村の里山に興味がでてきたようです。また、植菌したきのこが収穫できるのは、来年の秋。きのこの成長と、学生の成長、関さんの里山プロジェクトの今後が楽しみです!

このほか、ひょっとこ踊りを学生が披露したのですが、その話はまた今度(^_-)

 

むらの大学紹介
http://coc.net.fukushima-u.ac.jp/?p=44

<教育>【むらの大学】南相馬市の真野川漁港施設開所式に行ってきました(3/21)

3月21日(月祝)、津波で大きな被害を受け再建がすすめられていた真野川漁港の施設開所式が行われました。

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真野川漁港は、昨年夏の「むらの大学」フィールドワークの初日に訪れ、相馬双葉漁業協同組合理事 鹿島地区代表の松野豊喜さんにお話を伺いました。
当日は南相馬市長、副市長はじめ多くの関係者や地域の方が出席し、試験操業で水揚げされたタラの味噌汁やシラスごはんもふるまわれました。また、アトラクションの真野承万葉太鼓保存会の方々による、太鼓の演奏で大いに盛り上がっていました。

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青空のもと、港に停泊している漁船に大漁旗がかかげられている様子は圧巻で、これほどの大漁旗が並ぶことはなかなかないそうです。

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港から見える風景はまだ まだ復興の途中ですが、音楽とともに漁船が入港する様と、松野さんの「感無量です」という言葉に胸が熱くなった1日でした。

 

 

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第1回 川内の郷かえるマラソンが開催されます(4/30)

4/30に、川内村にて「川内の郷かえるマラソン」が開催されます。
種目は、ハーフ(21.0975km)、10km、5km、1.5km(親子限定)です。

春の川内村で、自然を満喫しながら走りませんか?
「むらの大学」の学生たちも、マラソン大会をサポートしています。

川内村の自然を「心のふるさと」にしてもらいたい。
「また来たい」と思ってもらいたい。
そんな想いから始まった、マラソン大会です。

現在、エントリー受付中です。

問い合わせは
0240-38-3806
http://run-kawauchi.com/
までお願いします。

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